《あらすじ》
私にはお母さんがいて、お父さんがいない。
おじいちゃんおばあちゃんとご飯を食べて、ひとりでお風呂に入る。
時計とにらめっこをしていたら、お母さんがやっと帰ってきた。
“今日はどんな1日だった?”と笑顔で聞いてくるお母さんに、私は何も答えなかった…
ディトシティ・ストーリー・シリーズ第2弾の絵本となる本作は、自分の思いを親にうまく伝えられない子どもと、毎日奮闘するお母さんとの日々を描いた実話の物語です。
ひとり頑張るお母さんは、子育てや家事、仕事に追われる毎日。子どもに愛情をたっぷり注ぎたい。でもその為の十分な時間はなかなか取れなくて、ちゃんと親をやれているだろうかと不安に感じてしまう。心もカラダも忙しい日々の中であっても、お母さんは娘のことを少しでも知っていたい。そんなお母さんをみて、子どもはどんなことを思っているんだろう。
母子家庭で育った作者・長谷川ロミのリアルな実体験を基に、子ども目線で描かれた今作は、子育てをひとりで頑張っているお父さんお母さんに、そういった家庭で育つお子さんに、ぜひ読んでほしい絵本となっています。
判版:上製本 フルカラー B5変形(224mm×124mm)/32ページ
本文/表紙/カバーにFSC®︎認証紙を使用
ISBN978-4-9912358-2-5
¥1,500